2012年 05月 08日
教育委員会に意見送信。【いわせ下関青少年広場・力石について】 |
(角田晶生・笹竜党代表)
以前見つけた、いわせ下関青少年広場(鎌倉市岩瀬653-1)入口の「力石」。
せっかくの説明(立て札)が経年劣化によって判読できず、一体、何が、なぜ、ここにあるのかが解らない状況になっています。
そっと佇む、力石(ちからいし)。【鎌倉市岩瀬】
http://sasalindou.exblog.jp/18055314/
【鎌倉市岩瀬】力石について。【下関青少年広場】
http://sasalindou.exblog.jp/18220843/
そこで、板書にあった「岩瀬町内会」に立て札の新調または再書(ペンキ等で同じ文面を書き直す)をお願いしようと思ったのですが、こうした公共の文化物に関しては教育委員会が管轄していることが多い、と教えていただいたので、鎌倉市教育委員会に意見書を送る事にしました。
以下は、その文面です。
<ここから>
鎌倉市教育委員会 御中
平成24年5月8日(火)
笹竜党・角田晶生
いわせ下関青少年広場「力石」の説明文につきまして。
いわせ下関青少年広場(鎌倉市岩瀬653-1)の入り口に設置されている「力石」の説明文(立て札)ですが、経年劣化により判読困難な状況となっております。
現状ではこの石が何の目的でこの場所に設置されたものか意味が解らず、青少年が地域の歴史・文化を学んで郷土愛を深める、という目的を達せられないものと危惧いたします。
そこで、この立て札を新調あるいは再書されますよう、お願い申し上げます。
もし、これが予算等の都合でペンキや筆の調達さえも困難という事でしたら、些少ではございますが、喜んで寄贈させていただきます。
あるいは、ご許可いただけるのでしたら、立て札自体の寄贈もやぶさかではございません。
いずれにせよ、鎌倉の未来を担う青少年の豊かな精神文化の一助とすべく、この力石を存在感ある「文化財」として甦らせていただけますことを、心よりお願い申し上げます。
ちなみに、説明文の原文は以下の通りです。
※出典:高島愼助 著『神奈川の力石』岩田書院 刊
「力石の由来
明治五年梅沢源兵衛さんが奉納した力石です。
大きな方が四十二貫、小さな方が三十三貫有り
男女の厄年を表しております。
昔、村の若衆が皆で力比べをした事でしょう。
岩瀬町内会」
<ここまで>
鎌倉市の教育に携わられる方々の良識に、まずは期待を寄せたいところです。
鎌倉市/教育委員会について
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kyoplan/iinkaitowa.html
by sasalindou
| 2012-05-08 20:54