2012年 05月 24日
【いじめ問題】STOP!泣き寝入り。【徹底抗戦せよ!】 |
(角田晶生・笹竜党代表)
※鎌倉市とは無関係ながら、いじめ問題ということで、他所で書いたものを、こちらでも掲載します。
平成24年5月15日(火)、神奈川県相模原市で、中学生が小学生に言いがかりをつけていじめている様子を、別の生徒が携帯電話で撮影。インターネットの動画サイトへの投稿によって、いじめの実態を告発しました。
その動画の閲覧者から約450件の非難や問い合わせが寄せられた相模原市教育委員会は、いじめに関与した生徒に対して指導を行うと同時に、「安易に動画を投稿しないよう」子供たちに指導を強化するそうです。
いじめの様子 ネットに動画投稿 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/k10015358351000.html
ふざけるな、と私は声を大にして訴えます。
つまり、相模原市教育委員会は「いじめを揉み消そう」としているのです。
いじめの実態があることを、広く世に知らしめてくれるな。彼らはそう言いたいのです。
どうせ「加害者にもプライバシーが(以下略」などとキレイゴトを並べ立てるのでしょうが、一皮剥けば本音は「自分たちの任期中に問題を起こすな。出世(あるいは外聞)に関わる」と言った「お役所根性」に違いない、と断言します。
加害者に手厚く、被害者ならびにその救済者に冷たくあたる。
これが、日本社会の通弊(つうへい。この場合、昔から続く悪い習慣)です。
インターネットを通じて世界に訴えることは、弱者にとって有効な手段です。
内々に揉み消され、「あぶれ者」「不適合者」として社会的に抹殺される弱者が、世界の良識に訴え、良識ある人々からの「外圧」によって自らの救済を賭けるため、残された数少ない手段です。
今日も搾取され、弾圧・迫害され、虐殺されている者たちが、その事実を世界に訴える手段として、インターネットは実に有効です。
かの「ジャスミン革命」も、インターネットによる情報発信と連携によって成功を納めたと言われています。だからこそ、中国共産党政府はあれほどまでにインターネットの可能性を恐れ、その自由な利用を厳重に規制しているのです。
インターネットにはリスクがあります。
しかし、それと同時に可能性もあります。
いじめによって苦しめられ、もはや自力救済も叶わない状況下にあって、世界に助けを求めることができます。
その声が届くかどうか、それも一つの賭けではありますが、黙って自殺に追い込まれる(またはいじめを見ぬフリする)くらいなら、あらゆる手段をもって闘いに撃って出る、という(動画を投稿した生徒の)姿勢を、私は賞賛したいと思います。
私たちには、生きる権利がある。
私たちには、誇り高く生きる権利がある。
私たちには、いじめられなければならない理由など、一つもない。
私たちには、私たちの尊厳を脅かす、すべての暴力と闘う権利がある。
黙って「いじめられて」なるものか。
黙って「殺されて」なるものか。
私たちには、正義を希求する権利がある。
先生が何もしてくれないなら。
教育委員会が何もしてくれないなら。
インターネットを通して世界に訴え、その良識による「外圧」をもって自らを守る権利がある。
私たちには、生きる権利があるのだから。
こう言うと、中には「その動画を、いきなりインターネット投稿ではなく、まず先生や教育委員会に提出するべき」という意見もあるでしょう。
しかし、そんな悠長なことをしていたら、対応が遅れて(あるいは握り潰されて)いじめがエスカレートし、気づいたら自殺……似たような事件が、過去いくつあったでしょうか。
※例えば、ストーカー被害を警察に訴え出たが対応を先延ばしにされ、殺されてしまった事件など。
いじめは「緊急事態」です。
組織の筋がどうとか、社会の秩序がどうとか言っている場合ではありません。
表面上の「平穏無事」を「演出」するために、幼い命が「人柱」にされる社会なんて、絶対に間違っています。
よく大人は「穏便に……」とか屁理屈をこね回しますが、いじめられている当事者からすれば、既に「穏便」ではなくなっているのです。
お前一人が「我慢」すれば、「泣き寝入り」すれば、ともかく社会は平和に収まる(ように見える)。
そんな日本社会の悪弊を、私は叩き直さなければならない、と私は訴えます。
=============== 告知 ===============
※「鎌倉の教育を考える会」より
第一回「鎌倉の教育を考える会」タウンミーティングのお知らせ。
【日時】平成24年7月1日(日) 10:00~12:00
【会場】ホテルメッツかまくら大船 コミュニティルーム(会議室)
※JR・湘南モノレール「大船駅」より徒歩3分
【会費】無料
【主催】鎌倉の教育を考える会
【連絡】角田晶生(つのだ あきお) 090-4454-8858
※鎌倉市とは無関係ながら、いじめ問題ということで、他所で書いたものを、こちらでも掲載します。
平成24年5月15日(火)、神奈川県相模原市で、中学生が小学生に言いがかりをつけていじめている様子を、別の生徒が携帯電話で撮影。インターネットの動画サイトへの投稿によって、いじめの実態を告発しました。
その動画の閲覧者から約450件の非難や問い合わせが寄せられた相模原市教育委員会は、いじめに関与した生徒に対して指導を行うと同時に、「安易に動画を投稿しないよう」子供たちに指導を強化するそうです。
いじめの様子 ネットに動画投稿 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/k10015358351000.html
ふざけるな、と私は声を大にして訴えます。
つまり、相模原市教育委員会は「いじめを揉み消そう」としているのです。
いじめの実態があることを、広く世に知らしめてくれるな。彼らはそう言いたいのです。
どうせ「加害者にもプライバシーが(以下略」などとキレイゴトを並べ立てるのでしょうが、一皮剥けば本音は「自分たちの任期中に問題を起こすな。出世(あるいは外聞)に関わる」と言った「お役所根性」に違いない、と断言します。
加害者に手厚く、被害者ならびにその救済者に冷たくあたる。
これが、日本社会の通弊(つうへい。この場合、昔から続く悪い習慣)です。
インターネットを通じて世界に訴えることは、弱者にとって有効な手段です。
内々に揉み消され、「あぶれ者」「不適合者」として社会的に抹殺される弱者が、世界の良識に訴え、良識ある人々からの「外圧」によって自らの救済を賭けるため、残された数少ない手段です。
今日も搾取され、弾圧・迫害され、虐殺されている者たちが、その事実を世界に訴える手段として、インターネットは実に有効です。
かの「ジャスミン革命」も、インターネットによる情報発信と連携によって成功を納めたと言われています。だからこそ、中国共産党政府はあれほどまでにインターネットの可能性を恐れ、その自由な利用を厳重に規制しているのです。
インターネットにはリスクがあります。
しかし、それと同時に可能性もあります。
いじめによって苦しめられ、もはや自力救済も叶わない状況下にあって、世界に助けを求めることができます。
その声が届くかどうか、それも一つの賭けではありますが、黙って自殺に追い込まれる(またはいじめを見ぬフリする)くらいなら、あらゆる手段をもって闘いに撃って出る、という(動画を投稿した生徒の)姿勢を、私は賞賛したいと思います。
私たちには、生きる権利がある。
私たちには、誇り高く生きる権利がある。
私たちには、いじめられなければならない理由など、一つもない。
私たちには、私たちの尊厳を脅かす、すべての暴力と闘う権利がある。
黙って「いじめられて」なるものか。
黙って「殺されて」なるものか。
私たちには、正義を希求する権利がある。
先生が何もしてくれないなら。
教育委員会が何もしてくれないなら。
インターネットを通して世界に訴え、その良識による「外圧」をもって自らを守る権利がある。
私たちには、生きる権利があるのだから。
こう言うと、中には「その動画を、いきなりインターネット投稿ではなく、まず先生や教育委員会に提出するべき」という意見もあるでしょう。
しかし、そんな悠長なことをしていたら、対応が遅れて(あるいは握り潰されて)いじめがエスカレートし、気づいたら自殺……似たような事件が、過去いくつあったでしょうか。
※例えば、ストーカー被害を警察に訴え出たが対応を先延ばしにされ、殺されてしまった事件など。
いじめは「緊急事態」です。
組織の筋がどうとか、社会の秩序がどうとか言っている場合ではありません。
表面上の「平穏無事」を「演出」するために、幼い命が「人柱」にされる社会なんて、絶対に間違っています。
よく大人は「穏便に……」とか屁理屈をこね回しますが、いじめられている当事者からすれば、既に「穏便」ではなくなっているのです。
お前一人が「我慢」すれば、「泣き寝入り」すれば、ともかく社会は平和に収まる(ように見える)。
そんな日本社会の悪弊を、私は叩き直さなければならない、と私は訴えます。
=============== 告知 ===============
※「鎌倉の教育を考える会」より
第一回「鎌倉の教育を考える会」タウンミーティングのお知らせ。
【日時】平成24年7月1日(日) 10:00~12:00
【会場】ホテルメッツかまくら大船 コミュニティルーム(会議室)
※JR・湘南モノレール「大船駅」より徒歩3分
【会費】無料
【主催】鎌倉の教育を考える会
【連絡】角田晶生(つのだ あきお) 090-4454-8858
by sasalindou
| 2012-05-24 22:57