2012年 06月 21日
【雨の日に】拝領しました、御恩傘。【栄区笠間・青木神社】 |
(角田晶生・笹竜党代表)
夜勤明けの仕事帰り、気分転換の神社巡りに、と岩瀬の五社稲荷神社へ向かう道中、青木神社を発見。
笠間青木神社(横浜市栄区)(戸塚・いずみ野・港南台)
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/yokohama/totsuka/travelogue/10646374/
※「青木神社」の御祭神は久々能智命(ククノチノミコト)だと思っていたら、ここでは天照大神(アマテラスオオミカミ)はじめ、伊奘諾尊(イザナギノミコト)、伊奘冉尊(イザナミノミコト)、天手力男命(アメノタヂカラヲノミコト)が祀られていて、必ずしも決まっている訳ではないようです。
※参考:神奈川県神社庁/神社検索/青木神社
http://kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=249&cd=1204018&scd=&npg=8
これは「参らいでか(参らない訳がない)」
と急斜面の石段も何のその、意気揚々と登り、晴れて参拝のご縁と結ばったのですが、空模様俄かに崩れ、パラパラと雨が降ります。
「あんた、傘ぁ無いの?」
そうお訪ねは、ご近所さんらしき女性。
「ボロいのでよければあげるから、見てな」
※その時、私は奉納された絵馬を眺めていました。
※つまり「わざわざついて来なくていいから、ゆっくり待っていなさい」という意味です。
ほどなく戻って来られた女性の手には、透明ビニールの傘。柄には赤いテープが巻いてあります。
「これ、用終わったら捨てていいから。じゃあね」
そう言うと、時分刻(じぶんどき。昼食の時間帯)でもあったためか、足早に去って行きました。
「御恩傘(ごおんがさ)」。
名前も知らない方が、同じく見も知らぬ私のために、さりげなく渡して下さったこの傘を、私はそう呼びました。
この傘が、また誰かの雨露を凌ぐ務めに立てばと思います。
とりあえず、暫くは預かっておきます。
その後、岩瀬にある五社稲荷神社へ参拝しましたが、ちょうど「お勤め」の最中で、強まる雨の中、庇の下で雨を眺めて待つことにしました。
神奈川県神社庁/神社検索/稲荷神社
http://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=409&cd=1205022&scd=&npg=1
お勤めを終え、ご朱印を下さった宮司さんに、先日問い合わせた「岡本2丁目の日枝神社」についてお答え下さったことのお礼を言うと、「えぇ、はぁ」と素っ気ない返事。
人見知りしているのだ、と一人合点する事にしました。
女性の方が、雨空にも負けない笑顔で「こんな雨の中、お参りありがとうございます」とご挨拶下さいました。
女性「いきなり降り出して、大変でしたでしょう」
角田「えぇ。日頃の行いがいいものでして」
女性「(苦笑)」
角田「山は喜びます」
また、稲作においても梅雨が重要な役割を果たすことは、改めて説明するまでもありません。
そんな中、宮司さんの本棚の中に『祝詞作文事典』なる書籍を発見。これは神奈川縣護國神社の「大東亜聖戦祭(12月8日斎行予定)」の祝詞に必要だと感じました。
戎光祥出版株式会社 -Ebisukosyo Publication Co., Ltd-
http://www.ebisukosyo.co.jp/books/shinto_noritosakubun_s.html
帰り道の大船図書館(行政センター内)で調べたところ、鎌倉市中央図書館に在架との事。今度、時間を見つけて紐解きに参ろうと思います。
by sasalindou
| 2012-06-21 22:34