2012年 09月 03日
【調査・通報】北野神社にて。【笹竜党】 |
(角田晶生・笹竜党 代表)
平成24年9月3日(月)、鎌倉市山崎にある北野神社に参拝したキッカケに、境内を調査することにしました。
北野神社。 posted by (C)角田晶生
神奈川県神社庁/神社検索/北野神社
http://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=401&cd=1205014&scd=&npg=0
と言っても、特に大した事が出来る訳でもないのですが、小さな時から遊び場にして来たこの山で、しばし夏の名残を楽しみました。
うさぎ跳び。 posted by (C)角田晶生
※よく「修行(ごっこ)」などと行っては、うさぎ跳びなどして遊んだものでした。
今回の特筆は、この手水(ちょうず・てみず)鉢。裏面を調べると、日露戦争の勝利を記念して、郷土の凱旋兵士たちの名前が刻まれています。
手水鉢(日露戦役凱旋紀念・北野神社)。 posted by (C)角田晶生
<ここから>
明治三十七年日露戦役凱旋爲紀念獻之
(※注:日露戦争の勝利を記念してこれを献ずる)
凱旋兵士(入営順)
川戸文蔵(かわと ぶんぞう)
金子菊松(かねこ きくまつ)
高井辰五郎(たかい たつごろう)
川戸豊吉(かわと とよきち)
梅澤育蔵(うめざわ いくぞう)
關根繁七(せきね はんしち)
小川源蔵(おがわ げんぞう)
川戸梅吉(かわと うめきち)
<ここまで>
散華(戦没)されてはいないため「英霊」に祀られることはなくとも、立派な郷土の英雄。末永く、その名が顕彰されることを、心より祈念致します。
※余談ですが、小さな時は遊んでいて喉が渇くと、この苔生した水を平気で飲んでいたのだから、つくづく子供は凄いな、と思います。
さて、その他いろいろと調べていると、地元の方からお声がけがありました。
「鎌倉市の方ですか?」
笹竜党の(笹竜胆紋が入っている)腕章を見て、行政関係者と思われたようですが、誤解があってもいけないので、
「市役所の者ではありませんが、どうされましたか?
私で対応できる事なら、致します」
お話を伺うと、境内にある木の大枝が台風で折れたらしく、それが垂れ下がって危険な状態との事。
確認して見ると、確かに落ちて来そうです(写真だと枝葉に紛れてよく見えませんが、他にも数本、大きな枝が引っかかっています)。
落下注意(連絡済み・北野神社)。 posted by (C)角田晶生
管轄を調べてみると、境内の看板に「鎌倉市 みどり課」の文字が。さっそく通報しました。
担当者「連絡ありがとうございます。北野神社さんと連絡を取りながら、対応させて頂きます」
その後間もなく、北野神社さんと連絡が取れたようで「神社の方で危険な枝は除去しておく」との連絡があった旨を伝えました。数日中にはご対応いただけるかと思います。
鎌倉市/みどり課ホームページ
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/midori/index.html
地元の方「良かった。代わりに連絡してくれて、ありがとう(携帯電話を持っていなかったようです)」
この方は、定年後10年以上にわたって、北野神社の境内地である天神山を自主的に手入れされているとの事です。
地元の方「こういう馬鹿が、一人くらいいてもいいかと思うんだ」
そう言って笑われましたが、そんな奇特な方の地道な努力こそが、社会を支える原動力になっているのだと思います。
また、お話の中で「最近、外国人が怪しげなお祈りをしているのを時々見かける」との情報があり、普段は人気のない境内に、目を行き届かせる必要性が感じられました。
更に一年ほど前、神社の鈴を燃やした事件があったそうで、つくづく不敬な人もいたものだと、頭の痛い思いです。
鈴(北野神社)。 posted by (C)角田晶生
※下段が、その被害に遭った鈴です。現在、一緒に結び付けられています。
そんな北野神社は9月25日(火)に例祭が斎行され、鎌倉神楽(湯立神楽)が奉納されます。
景気づけとして、祭礼旗掲揚塔も立派に新調(奉納:2012=平成24年9月吉日)されました。
祭礼旗掲揚搭(北野神社)。 posted by (C)角田晶生
※年は西暦より日本固有の文化である元号がいいと思いますが、目を瞑ります。
天衝く威容は、末永い氏子の崇敬を表わすかのよう。実にめでたい事です。
平成24年9月3日(月)、鎌倉市山崎にある北野神社に参拝したキッカケに、境内を調査することにしました。
北野神社。 posted by (C)角田晶生
神奈川県神社庁/神社検索/北野神社
http://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=401&cd=1205014&scd=&npg=0
と言っても、特に大した事が出来る訳でもないのですが、小さな時から遊び場にして来たこの山で、しばし夏の名残を楽しみました。
うさぎ跳び。 posted by (C)角田晶生
※よく「修行(ごっこ)」などと行っては、うさぎ跳びなどして遊んだものでした。
今回の特筆は、この手水(ちょうず・てみず)鉢。裏面を調べると、日露戦争の勝利を記念して、郷土の凱旋兵士たちの名前が刻まれています。
手水鉢(日露戦役凱旋紀念・北野神社)。 posted by (C)角田晶生
<ここから>
明治三十七年日露戦役凱旋爲紀念獻之
(※注:日露戦争の勝利を記念してこれを献ずる)
凱旋兵士(入営順)
川戸文蔵(かわと ぶんぞう)
金子菊松(かねこ きくまつ)
高井辰五郎(たかい たつごろう)
川戸豊吉(かわと とよきち)
梅澤育蔵(うめざわ いくぞう)
關根繁七(せきね はんしち)
小川源蔵(おがわ げんぞう)
川戸梅吉(かわと うめきち)
<ここまで>
散華(戦没)されてはいないため「英霊」に祀られることはなくとも、立派な郷土の英雄。末永く、その名が顕彰されることを、心より祈念致します。
※余談ですが、小さな時は遊んでいて喉が渇くと、この苔生した水を平気で飲んでいたのだから、つくづく子供は凄いな、と思います。
さて、その他いろいろと調べていると、地元の方からお声がけがありました。
「鎌倉市の方ですか?」
笹竜党の(笹竜胆紋が入っている)腕章を見て、行政関係者と思われたようですが、誤解があってもいけないので、
「市役所の者ではありませんが、どうされましたか?
私で対応できる事なら、致します」
お話を伺うと、境内にある木の大枝が台風で折れたらしく、それが垂れ下がって危険な状態との事。
確認して見ると、確かに落ちて来そうです(写真だと枝葉に紛れてよく見えませんが、他にも数本、大きな枝が引っかかっています)。
落下注意(連絡済み・北野神社)。 posted by (C)角田晶生
管轄を調べてみると、境内の看板に「鎌倉市 みどり課」の文字が。さっそく通報しました。
担当者「連絡ありがとうございます。北野神社さんと連絡を取りながら、対応させて頂きます」
その後間もなく、北野神社さんと連絡が取れたようで「神社の方で危険な枝は除去しておく」との連絡があった旨を伝えました。数日中にはご対応いただけるかと思います。
鎌倉市/みどり課ホームページ
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/midori/index.html
地元の方「良かった。代わりに連絡してくれて、ありがとう(携帯電話を持っていなかったようです)」
この方は、定年後10年以上にわたって、北野神社の境内地である天神山を自主的に手入れされているとの事です。
地元の方「こういう馬鹿が、一人くらいいてもいいかと思うんだ」
そう言って笑われましたが、そんな奇特な方の地道な努力こそが、社会を支える原動力になっているのだと思います。
また、お話の中で「最近、外国人が怪しげなお祈りをしているのを時々見かける」との情報があり、普段は人気のない境内に、目を行き届かせる必要性が感じられました。
更に一年ほど前、神社の鈴を燃やした事件があったそうで、つくづく不敬な人もいたものだと、頭の痛い思いです。
鈴(北野神社)。 posted by (C)角田晶生
※下段が、その被害に遭った鈴です。現在、一緒に結び付けられています。
そんな北野神社は9月25日(火)に例祭が斎行され、鎌倉神楽(湯立神楽)が奉納されます。
景気づけとして、祭礼旗掲揚塔も立派に新調(奉納:2012=平成24年9月吉日)されました。
祭礼旗掲揚搭(北野神社)。 posted by (C)角田晶生
※年は西暦より日本固有の文化である元号がいいと思いますが、目を瞑ります。
天衝く威容は、末永い氏子の崇敬を表わすかのよう。実にめでたい事です。
by sasalindou
| 2012-09-03 20:02