2012年 09月 27日
【女性塾】高橋史朗講演「家庭教育支援条例と親学・親守詩を全国へ」。 |
(角田晶生・鎌倉の教育を考える会 代表)
平成24年9月26日(水)、女性塾第43回研修会が衆議員第二議員会館第7会議室にて実施。講師に教育学者の高橋史朗(たかはし しろう)氏が招聘され、「家庭教育支援条例と親学・親守詩を全国へ」をテーマとした講演が行われました。
女性塾。 posted by (C)角田晶生
親学推進協会-親が変われば、子どもも変わる-
http://oyagaku.org/
非行・犯罪の低年齢化や学級崩壊・学力格差など、現在の青少年問題における原因の一つとなっている発達障害について、その多くは後天的なものであり、早期発見によって改善が可能であると主張。何より大切なのが、母親をはじめとするスキンシップを通したコミュニケーションであり、子供を疎ましいもの、解放されたいものと思っている大人たちに対し、警鐘を鳴らしました。
印象的な言葉に、こんなものがありました。
「誰もが『子供を預けられる』社会より、誰もが『子供と一緒にいられる』社会がいい」
子供に関わるすべての人が、肝に銘じたい言葉です。
家族の絆こそが(生物としての)ヒトを(社会的存在たる)人間たらしめる感性を養うための原点であり、ここで手を抜くと「人の痛みの解らない」人間になってしまうことが、大津のイジメ事件をはじめ数多くの事例から紹介されました。
また、教育現場の行き過ぎた「個人主義」偏重も、子供の社会性損失に拍車をかけています。自由を尊ぶあまり、社会規範さえも「押し付けはよくない」として家庭での躾も学校での教育もされない子供が社会に出れば、ロクでもない大人になるのは目に見えています。
そんな大人に対して、子供をまともに育てろ、というのは無理があります(が、やらねばなりません)。
そこで、子供の問題行動を嘆く前に、親としてどう子供を育てればいいのか。その基本を学ぶために高橋氏は「親学(おやがく)」を提唱。全国各地で、その試みが行われています。同時に、子供が親への素直な気持ちを表現する手段として、子守唄ならぬ「親守詩(おやまもりうた)」を始めたところ、イデオロギーを越えた親子の絆が取り戻されるキッカケとして、好評を博しているとの事でした。
民間の意識改革(ボトムアップ)と、行政からの支援(トップダウン)を両輪として、これまでの単なるバラマキ行政から、親子のふれあいを大切に出来るサポートを行うことが、青少年問題を解決する糸口となることを提唱されました。
講演終了後、各地で教育活動を実践されている各団体が自己紹介する時間があったので、ささやかながら鎌倉の教育を考える会のPRをさせて頂きましたところ、伊藤玲子幹事長が「(角田晶生が)自分の後継者の一人であり、鎌倉市政に挑戦させる」旨をご紹介下さいました。
伊藤玲子幹事長の熱弁。 posted by (C)角田晶生
伊藤玲子さん署名。 posted by (C)角田晶生
【誓約】伊藤玲子さんのご支援。【尊皇護国】
http://sasalindou.exblog.jp/18533459/
「何を措いても英霊がお護り下さったこの日本を受け継がねばならないのです」
目頭潤む伊藤さんの熱弁に、参加者一同の拍手が贈られ、盛況の内に講演会は終了したのでした。
平成24年9月26日(水)、女性塾第43回研修会が衆議員第二議員会館第7会議室にて実施。講師に教育学者の高橋史朗(たかはし しろう)氏が招聘され、「家庭教育支援条例と親学・親守詩を全国へ」をテーマとした講演が行われました。
女性塾。 posted by (C)角田晶生
親学推進協会-親が変われば、子どもも変わる-
http://oyagaku.org/
非行・犯罪の低年齢化や学級崩壊・学力格差など、現在の青少年問題における原因の一つとなっている発達障害について、その多くは後天的なものであり、早期発見によって改善が可能であると主張。何より大切なのが、母親をはじめとするスキンシップを通したコミュニケーションであり、子供を疎ましいもの、解放されたいものと思っている大人たちに対し、警鐘を鳴らしました。
印象的な言葉に、こんなものがありました。
「誰もが『子供を預けられる』社会より、誰もが『子供と一緒にいられる』社会がいい」
子供に関わるすべての人が、肝に銘じたい言葉です。
家族の絆こそが(生物としての)ヒトを(社会的存在たる)人間たらしめる感性を養うための原点であり、ここで手を抜くと「人の痛みの解らない」人間になってしまうことが、大津のイジメ事件をはじめ数多くの事例から紹介されました。
また、教育現場の行き過ぎた「個人主義」偏重も、子供の社会性損失に拍車をかけています。自由を尊ぶあまり、社会規範さえも「押し付けはよくない」として家庭での躾も学校での教育もされない子供が社会に出れば、ロクでもない大人になるのは目に見えています。
そんな大人に対して、子供をまともに育てろ、というのは無理があります(が、やらねばなりません)。
そこで、子供の問題行動を嘆く前に、親としてどう子供を育てればいいのか。その基本を学ぶために高橋氏は「親学(おやがく)」を提唱。全国各地で、その試みが行われています。同時に、子供が親への素直な気持ちを表現する手段として、子守唄ならぬ「親守詩(おやまもりうた)」を始めたところ、イデオロギーを越えた親子の絆が取り戻されるキッカケとして、好評を博しているとの事でした。
民間の意識改革(ボトムアップ)と、行政からの支援(トップダウン)を両輪として、これまでの単なるバラマキ行政から、親子のふれあいを大切に出来るサポートを行うことが、青少年問題を解決する糸口となることを提唱されました。
講演終了後、各地で教育活動を実践されている各団体が自己紹介する時間があったので、ささやかながら鎌倉の教育を考える会のPRをさせて頂きましたところ、伊藤玲子幹事長が「(角田晶生が)自分の後継者の一人であり、鎌倉市政に挑戦させる」旨をご紹介下さいました。
伊藤玲子幹事長の熱弁。 posted by (C)角田晶生
伊藤玲子さん署名。 posted by (C)角田晶生
【誓約】伊藤玲子さんのご支援。【尊皇護国】
http://sasalindou.exblog.jp/18533459/
「何を措いても英霊がお護り下さったこの日本を受け継がねばならないのです」
目頭潤む伊藤さんの熱弁に、参加者一同の拍手が贈られ、盛況の内に講演会は終了したのでした。
by sasalindou
| 2012-09-27 20:31