2012年 09月 30日
【警備活動】法華堂跡(頼朝公の墓)・朝夷奈切通。【鎌倉ガーディアンズ】 |
(角田晶生・鎌倉ガーディアンズ 会員)
平成24年9月30日(日)、鎌倉の世界遺産登録に向けて、その候補地の一つである「法華堂跡(頼朝公の墓)」と「朝夷奈(あさいな)切通」の見回り警備に市民ボランティア「鎌倉ガーディアンズ」有志6名が参加。法華堂跡4名、朝夷奈切通2名(角田はこちらに編入)がそれぞれ担当しました。
警備巡回中(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
台風17号が本州に迫っている状況下とあって来訪者は少なく、朝夷奈切通は14名、法華堂跡で約70名と、普段の3分の1程度に留まりました。
警備は11:18~14:00の約3時間にわたって実施されましたが、朝夷奈切通に来訪された方の内訳は以下の通りです。
<午前の部>
鎌倉⇒六浦(横浜市金沢区) 2名
六浦⇒鎌倉 6名(内3名が自転車利用)
<午後の部>
鎌倉⇒六浦 5名
六浦⇒鎌倉 1名(内1名が自転車利用)
道には自転車やバイク(太さや形状から、おそらく原付と思われる)の轍が各所に刻まれていましたが、見かけた来訪者はいずれも自転車を押して歩かれていた(=法的には歩行者扱い)ため、「ご協力ありがとうございます」という声かけに留まりました。
自転車の轍(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
バイクの轍(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
※あまり深く刻まれていないことから、恐らくエンジンを切って、六浦方面からスクーターサイズの原付に乗った状態で下って行ったものと推測されます。
また、逗子からおいでの逗子市ガイド協会の方々の話によりますと、三郎の滝(鎌倉側入口)すぐを沢登りされる方がいたり、切通の切岸(きりぎし。山を掘削して出来た人工的な崖)に自生しているイワタバコ(水の綺麗なところで見られる植物で、可憐な花を咲かせる)を採取してしまう方がいるなど、色々困った問題が発生しているようです。
イワタバコ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/gesneriaceae/iwatabako/iwatabako.htm
三郎の滝(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
また、入口の「車止め」や熊野神社(朝夷奈の鎮守)の「由緒書き」に落書きがあったり、鎌倉側入口付近の数箇所に焚火のような跡が見られ、その実態は明らかにされていませんが、文化財の保護・管理には今後とも市民の目が必要であることを実感しました。
落書き(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
焚き火の跡?(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
その後の13:08、鎌倉市内に暴風波浪警報が発令され、来訪者も途絶えたために通常より1時間早い14:00で朝夷奈切通から撤収、法華堂の警備班と合流して当日の反省会を簡単に実施、解散となりました。
巡回警備中(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
お詣り(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
※このお地蔵様は、道普請(みちぶしん。道路整備・手入れ)に尽力された近郷のお坊さんが亡くなった時、その遺徳を称えて建立されたそうで、よく見ると延宝3(1675)年10月11日と刻まれています。
また、何を示すのかハッキリしませんが、「浄」「参(番?)」という文字も刻まれ、お坊さんの法号かどうなのか、色々と調べてみたいものです。
平成24年9月30日(日)、鎌倉の世界遺産登録に向けて、その候補地の一つである「法華堂跡(頼朝公の墓)」と「朝夷奈(あさいな)切通」の見回り警備に市民ボランティア「鎌倉ガーディアンズ」有志6名が参加。法華堂跡4名、朝夷奈切通2名(角田はこちらに編入)がそれぞれ担当しました。
警備巡回中(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
台風17号が本州に迫っている状況下とあって来訪者は少なく、朝夷奈切通は14名、法華堂跡で約70名と、普段の3分の1程度に留まりました。
警備は11:18~14:00の約3時間にわたって実施されましたが、朝夷奈切通に来訪された方の内訳は以下の通りです。
<午前の部>
鎌倉⇒六浦(横浜市金沢区) 2名
六浦⇒鎌倉 6名(内3名が自転車利用)
<午後の部>
鎌倉⇒六浦 5名
六浦⇒鎌倉 1名(内1名が自転車利用)
道には自転車やバイク(太さや形状から、おそらく原付と思われる)の轍が各所に刻まれていましたが、見かけた来訪者はいずれも自転車を押して歩かれていた(=法的には歩行者扱い)ため、「ご協力ありがとうございます」という声かけに留まりました。
自転車の轍(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
バイクの轍(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
※あまり深く刻まれていないことから、恐らくエンジンを切って、六浦方面からスクーターサイズの原付に乗った状態で下って行ったものと推測されます。
また、逗子からおいでの逗子市ガイド協会の方々の話によりますと、三郎の滝(鎌倉側入口)すぐを沢登りされる方がいたり、切通の切岸(きりぎし。山を掘削して出来た人工的な崖)に自生しているイワタバコ(水の綺麗なところで見られる植物で、可憐な花を咲かせる)を採取してしまう方がいるなど、色々困った問題が発生しているようです。
イワタバコ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/gesneriaceae/iwatabako/iwatabako.htm
三郎の滝(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
また、入口の「車止め」や熊野神社(朝夷奈の鎮守)の「由緒書き」に落書きがあったり、鎌倉側入口付近の数箇所に焚火のような跡が見られ、その実態は明らかにされていませんが、文化財の保護・管理には今後とも市民の目が必要であることを実感しました。
落書き(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
焚き火の跡?(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
その後の13:08、鎌倉市内に暴風波浪警報が発令され、来訪者も途絶えたために通常より1時間早い14:00で朝夷奈切通から撤収、法華堂の警備班と合流して当日の反省会を簡単に実施、解散となりました。
巡回警備中(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
お詣り(朝夷奈切通)。 posted by (C)角田晶生
※このお地蔵様は、道普請(みちぶしん。道路整備・手入れ)に尽力された近郷のお坊さんが亡くなった時、その遺徳を称えて建立されたそうで、よく見ると延宝3(1675)年10月11日と刻まれています。
また、何を示すのかハッキリしませんが、「浄」「参(番?)」という文字も刻まれ、お坊さんの法号かどうなのか、色々と調べてみたいものです。
by sasalindou
| 2012-09-30 15:53