2013年 03月 18日
【塩釜神社】子供がのびのび遊べる場所。【角田晶生】 |
塩釜神社の清掃奉仕。 posted by (C)角田晶生
(角田晶生・笹竜党 代表)
平成25年3月18日(月)、町内会で月に一度実施している塩釜神社(鎌倉市台1丁目)の清掃奉仕に参加、有志7名で境内をキレイにしました。
ここの塩釜神社は江戸幕末期に創建され、地元の女性が仙台藩にお仕えし、帰郷して来る際に陸奥国一之宮(塩釜神社)からご分霊を頂いてきたのが始まりだそうです。
御祭神は塩土老翁神(しおつちのおじのかみ・別宮)、武甕槌神(たけみかづちのかみ・左宮)、経津主神(ふつぬしのかみ・右宮)の三柱をお祀りし、延命長寿、産業開発、海上守護、安産守護、武徳と様々なご利益があるそうです。
菊水賽銭箱(塩釜神社)。 posted by (C)角田晶生
作業は30分ほど、風は強いものの温かな陽気の中で、タワシで獅子・狛犬をゴシゴシ。また手水鉢をゴシゴシ。小さな時から遊び場としてきた神社の、少しはお役に立てたと思います。
さて、作業が終わってみんなでお茶を楽しんでいると、保育園と思しき幼児の集団が、鳥居の前に立っています。どうやら、遊びたいようです。
保母さんが「皆さんがキレイにしてくださったところをすみません」と恐縮されるので、こちらは「どうぞ遠慮なさらず、大いに遊ばせて下さい」とお招きしました。なおも保母さんが「いやあの、本当に騒がしくなってしまうんです」と遠慮がちでしたが、何も問題ありません。
やっとの事で園児たちは境内に入り、みんなで楽しそうに遊び始めました。実によい眺めです。幼い時から神社に親しむことで、大きくなった時にそのありがたみがわかろうと言うモノです。
理屈より、まず触れるところから始めましょう。もちろん安全には注意して。
楽しく遊ぶ子供たち(塩釜神社)。 posted by (C)角田晶生
それにしても、子供が疎ましがられ、邪魔にされる世の中というのは、いかがなものでしょうか。
よく「子供の声がうるさい」という苦情が来るそうですが、そうやって子供をのけものにする社会に、明るい未来はあるでしょうか。
少子化が問題となっている昨今ですが、生まれて来る子供たちを邪険にすれば、そりゃ少なくもなろうという話です。
子供が子供らしく、のびのびと過ごせる社会を、私たち大人が提供してあげなければなりません。
※ちなみに「のびのび」とは、躾や教育を否定することではありません。念のため。
町内会の皆さん(塩釜神社)。 posted by (C)角田晶生
みんなで清掃奉仕(塩釜神社)。 posted by (C)角田晶生
by sasalindou
| 2013-03-18 13:05