2013年 05月 25日
【松尾市長と面会】鎌倉の理想と現実。【角田晶生】 |
(角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)
平成25年5月25日(土)、鎌倉市役所(市長室)にて松尾崇(まつお たかし)市長と面会。1時間ほど意見交換の機会を設けて頂きました。
今回、市長からお声がけ頂いたのは「市議選を通して訴えられた皆さんの思いを、少しでも市政に反映させたい」との事で、主に鎌倉市に対する思いと出馬の動機、そして選挙戦の所感について愚見を述べました。
利権に目がくらんだ亡者どもに食い潰される故郷・鎌倉の惨状を、座視するに忍びず決起した経緯。小手先のパフォーマンス・人気取りにばかり熱心で、市民のためになる政治などまるで頭にない候補者・議員たち。そして何よりも、「政治を変えて欲しい」と言いながら、結局興味を示さない有権者たち。
いつもいつでも、新しい人や政党が表れて、システムをちょっといじくれば、すぐにでもバラ色の未来が開けると無邪気に信じ、何度騙され、裏切られてもまるで懲りないのが大衆というものです。
人が変わらなければ、決して社会は変わりません。
そのためにこそ、教育が絶対に必要なのです。
そんな事を、拙い言葉で伝えましたが、松尾市長からは「何が鎌倉を鎌倉たらしめているか、市政の理想と現実について認識を新たにした」と言ったコメントがあったものの、本当に伝わったかどうかは、今後の姿勢を見て判断したいと思います。
ちなみに、前回の市議選で松尾市長が推薦していた「温故知新6レンジャー」の内、外国人参政権と自治基本条例の推進(≒市民参加型議会※)を政策として掲げていた候補(当時)について、
「選挙期間中、私が記憶する限り、松尾市長は彼を『自信をもっておススメする』と仰っていましたが、当然、彼の政策・主張についてはご存知ですよね?
ということは、松尾市長は、外国人参政権と自治基本条例について、推進のお立場と認識してよろしいですか?」
と質問すると、松尾市長は
「彼が主張していた『市民参加型議会』については後から知ったもので、それが市民の方にご心配をかけてしまったことは、申し訳なく思う」
旨を回答されました。
しかし、政策・主張を知らない候補者を「自信をもっておススメする」というのはいかがなものか、とは思いますが、今さら責めても始まらないので、話題を変えました。
(※)市民が議会の傍聴だけではなく、審議にも参加できるというシステムで、議会制民主主義の破壊、ひいては圧力団体(数の暴力)による議会の独占を惹き起こす危険性を有します。
また、松尾市長自身に対して外国人参政権と自治基本条例について、反対されると認識して構わないか、と質問すると、今度はこんな回答でした。
「私は、反対の立場をとる『気持ち』です」
うーん。なぜ一言「反対です」といえないのでしょうか。まぁ、大方察しはつきますが。
私は、「皮肉ですが」と断りを入れて、こんな話をしました。
「安倍さん(首相)は、いつも『靖国神社に参拝したい』つまり『気持ちがある』と言っていますが、総理就任以降、一度として参拝していません。政治家というのは、自分の気持ちを押し殺してまで、権力の椅子に座っていたいものなんでしょうかね?」
松尾市長は何とも言えない顔をされていましたが、まったく我ながら嫌な質問です。
しかし、信念を曲げて権力に媚びるようなら、たとい議員になったとて、ロクな仕事は出来ないでしょう。
とりあえず、松尾市長は外国人参政権と自治基本条例について「本心と行動が分離する可能性がある」という判断に留めようと思います。
末筆になりますが、拙い話を熱心にご傾聴下さったことに心より感謝申し上げます。
平成25年5月25日(土) 鎌倉笹竜党 角田晶生
※参考:外国人参政権と自治基本条例について
外国人参政権に反対する会・全国協議会 公式サイト
http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/
自治基本条例に反対する市民の会
http://hanjichikihon.kesagiri.net/
平成25年5月25日(土)、鎌倉市役所(市長室)にて松尾崇(まつお たかし)市長と面会。1時間ほど意見交換の機会を設けて頂きました。
今回、市長からお声がけ頂いたのは「市議選を通して訴えられた皆さんの思いを、少しでも市政に反映させたい」との事で、主に鎌倉市に対する思いと出馬の動機、そして選挙戦の所感について愚見を述べました。
利権に目がくらんだ亡者どもに食い潰される故郷・鎌倉の惨状を、座視するに忍びず決起した経緯。小手先のパフォーマンス・人気取りにばかり熱心で、市民のためになる政治などまるで頭にない候補者・議員たち。そして何よりも、「政治を変えて欲しい」と言いながら、結局興味を示さない有権者たち。
いつもいつでも、新しい人や政党が表れて、システムをちょっといじくれば、すぐにでもバラ色の未来が開けると無邪気に信じ、何度騙され、裏切られてもまるで懲りないのが大衆というものです。
人が変わらなければ、決して社会は変わりません。
そのためにこそ、教育が絶対に必要なのです。
そんな事を、拙い言葉で伝えましたが、松尾市長からは「何が鎌倉を鎌倉たらしめているか、市政の理想と現実について認識を新たにした」と言ったコメントがあったものの、本当に伝わったかどうかは、今後の姿勢を見て判断したいと思います。
ちなみに、前回の市議選で松尾市長が推薦していた「温故知新6レンジャー」の内、外国人参政権と自治基本条例の推進(≒市民参加型議会※)を政策として掲げていた候補(当時)について、
「選挙期間中、私が記憶する限り、松尾市長は彼を『自信をもっておススメする』と仰っていましたが、当然、彼の政策・主張についてはご存知ですよね?
ということは、松尾市長は、外国人参政権と自治基本条例について、推進のお立場と認識してよろしいですか?」
と質問すると、松尾市長は
「彼が主張していた『市民参加型議会』については後から知ったもので、それが市民の方にご心配をかけてしまったことは、申し訳なく思う」
旨を回答されました。
しかし、政策・主張を知らない候補者を「自信をもっておススメする」というのはいかがなものか、とは思いますが、今さら責めても始まらないので、話題を変えました。
(※)市民が議会の傍聴だけではなく、審議にも参加できるというシステムで、議会制民主主義の破壊、ひいては圧力団体(数の暴力)による議会の独占を惹き起こす危険性を有します。
また、松尾市長自身に対して外国人参政権と自治基本条例について、反対されると認識して構わないか、と質問すると、今度はこんな回答でした。
「私は、反対の立場をとる『気持ち』です」
うーん。なぜ一言「反対です」といえないのでしょうか。まぁ、大方察しはつきますが。
私は、「皮肉ですが」と断りを入れて、こんな話をしました。
「安倍さん(首相)は、いつも『靖国神社に参拝したい』つまり『気持ちがある』と言っていますが、総理就任以降、一度として参拝していません。政治家というのは、自分の気持ちを押し殺してまで、権力の椅子に座っていたいものなんでしょうかね?」
松尾市長は何とも言えない顔をされていましたが、まったく我ながら嫌な質問です。
しかし、信念を曲げて権力に媚びるようなら、たとい議員になったとて、ロクな仕事は出来ないでしょう。
とりあえず、松尾市長は外国人参政権と自治基本条例について「本心と行動が分離する可能性がある」という判断に留めようと思います。
末筆になりますが、拙い話を熱心にご傾聴下さったことに心より感謝申し上げます。
平成25年5月25日(土) 鎌倉笹竜党 角田晶生
※参考:外国人参政権と自治基本条例について
外国人参政権に反対する会・全国協議会 公式サイト
http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/
自治基本条例に反対する市民の会
http://hanjichikihon.kesagiri.net/
by sasalindou
| 2013-05-25 22:33