2013年 10月 12日
【山崎・谷戸の会】われら葦原瑞穂(あしはらみづほ)の子。【角田晶生】 |
みんなで稲刈り(10月12日、山崎・谷戸の会) posted by (C)角田晶生
(角田晶生 つのだあきお/山崎・谷戸の会 会員)
平成25年10月12日(土)、山崎の谷戸(鎌倉中央公園内)にて実施された稲刈りに参加、いつもお世話になっているつなさん、オリヴィエさん、Hさんご夫妻をお誘いしました。
田んぼから鳥よけネットを外して保管し、それぞれに鎌と田舟(たぶね。泥田の中でモノを載せる、運ぶなどに使う)を用意したら、いざ稲刈りの始まりです。
ひと鎌、ひと鎌。ザクザクザクザク。
一人三列を担当しましたが、田植えの時に真っ直ぐでないと、稲刈りが大変になることを改めて実感しました。
そうして刈り取った稲の束を、藁でしっかり束ねたら、はさがけにして乾燥させます。
稲に実った黄金の粒は、太陽はじめ自然の恵み、そして努力の結晶です。
古来より我が国は「葦原瑞穂国(あしはらみずほのくに。自然豊かで実り多き国、の意)」と呼ばれますが、米作りをその一部でも体験すると、日本人であることの喜びと誇りが、この全身を満たします。
日本人は、常に稲作と共にある。
そんな歴史を、一把の稲が伝えてくれます。
また、稲作は人と人との絆を生みます。
一人黙々とやれば大変な作業も、みんなでやれば楽しくなります。稲作ほど互助精神を育み、地域を活性化させる仕事はありません。何より、日本の風土と日本人の身体に合っています。
みんながみんな稲作をやれとまでは言いませんが、私たち現代日本人は、その精神に学ぶところは大きいと思います。
我ら、芦原瑞穂(あしはらみづほ)の子なり。
天照大御神(あまてらすおおみかみ。皇室の祖先神)より始まり、125代の天皇陛下によって伝えられる稲作こそが、本当に「日本を取り戻す」ためのヒントであると確信します。
※谷戸の稲刈りは、13日(日)と14日(月・祝)も実施しています。ご希望の方は、鎌倉中央公園の山崎口より左手に入った休憩舎にて受付をすれば、会員でなくても体験させていただけます。
本日稲刈り(10月12日、山崎・谷戸の会) posted by (C)角田晶生
稲刈り中(10月12日、角田晶生) posted by (C)角田晶生
黄金の稲穂(10月12日、山崎・谷戸の会) posted by (C)角田晶生
泥足(10月12日、角田晶生) posted by (C)角田晶生
泥足たち(10月12日、山崎・谷戸の会) posted by (C)角田晶生
見上げた空(10月12日、山崎・谷戸の会) posted by (C)角田晶生
by sasalindou
| 2013-10-12 19:20