2013年 10月 21日
【10月27日(日)鎌倉市長選挙】投票に行こう - 棄権するより、白紙票を!【角田晶生】 |
(角田晶生 つのだあきお・フリーライター)
来る平成25年10月27日(日)に執行(投開票)される鎌倉市長選挙。
世界遺産登録推進の可否、ごみ有料化・戸別収集の賛否、交付団体転落からの財政再建など……市政の課題は山積。争点は盛りだくさんの選挙ではありますが、今一つ関心の高まりが見られません。
市長選の話題になると、一番多く聞かれたのが「どうせ現職が勝つだろうけど、現職には期待できない」というご意見。そのため「どっちも応援したくないから、棄権してしまおうか」という方も少なくありません。
このままでは、今年4月の鎌倉市議選に続いて、鎌倉史上最低の投票率を記録してしまうのでは、と今から危惧しております。
しかし、棄権だけはしないで下さい。
支持したい候補者がいない場合、私は「白紙票」をおススメしています。
「なんで?どっちも無効票なんだから、投票に行くだけ無駄だよ」
と言われるかも知れませんが、棄権と白紙票には大きな違いがあります。
その最大の理由は「投票率」です。
鎌倉市に限ったことではありませんが、行政が高齢者に手厚く、若年者に負担を強いる施策を行うことが多いのは、「若者が選挙に行かない(高齢者の方が投票率が高い)」からです。
行政の施策を決めるのは政治家=市長や議員ですから、限られた予算の中で、誰のご機嫌をとれば「選挙で有利になるか」を考えながら、政策を決めて行きます。
※本来はあらゆる市民に対して公正であるべきですが、なかなかそうした信念を貫ける、無私の政治家はいないのが現状です。
つまり、自分が選挙に行かないことで投票率を落としてしまうと、それだけ自分の属する層に不利な政治が行われてしまう可能性が高まるのです。
また、政治家という人種は「自分の票になる(可能性がある)か否か」で態度をガラッと変える人も多く、選挙の後に市民の意見を聞いてくれるかどうかは、あなたが「選挙に行ったかどうか(できれば、自分に投票してくれたかどうか)」にかかっているといっても過言ではありません。
たとえ、思想信条の違いから今回の選挙では対立候補に投票したとわかっても、アプローチ次第では自分の票に引き込める(かも知れない)と思えば、その政治家はあなたの意見を完全に聞いてくれるとまでは言わなくても、悪いようには扱わない筈です。
これだけでも、たった5分ほどの投票の手間を惜しむことが、どれだけの損失であるかがわかります。
また、別に白紙票でなければいけない事もないのですが、中途半端に書き込むことで、万が一不本意な候補への得票としてカウントされてしまう危険性がないとも言えません。
なので、私は両候補どちらも支持したくない方には「白紙票」をおススメしています。
当日お忙しい方は、期日前投票もできますので、是非ともご利用下さい。
鎌倉市役所本庁舎および大船行政センター:10月21日(土)~26日(土)
その他の行政センター(玉縄、深沢、腰越):10月24日(木)~26日(土)
また、両候補の選挙公報をこちらに載せておきます。投票のご参考になりましたら幸いです。
【10月27日(日)鎌倉市長選挙】両候補の選挙公報。【角田晶生】
http://shinpu-nishitokyo.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/1027-2f51.html
来る平成25年10月27日(日)に執行(投開票)される鎌倉市長選挙。
世界遺産登録推進の可否、ごみ有料化・戸別収集の賛否、交付団体転落からの財政再建など……市政の課題は山積。争点は盛りだくさんの選挙ではありますが、今一つ関心の高まりが見られません。
市長選の話題になると、一番多く聞かれたのが「どうせ現職が勝つだろうけど、現職には期待できない」というご意見。そのため「どっちも応援したくないから、棄権してしまおうか」という方も少なくありません。
このままでは、今年4月の鎌倉市議選に続いて、鎌倉史上最低の投票率を記録してしまうのでは、と今から危惧しております。
しかし、棄権だけはしないで下さい。
支持したい候補者がいない場合、私は「白紙票」をおススメしています。
「なんで?どっちも無効票なんだから、投票に行くだけ無駄だよ」
と言われるかも知れませんが、棄権と白紙票には大きな違いがあります。
その最大の理由は「投票率」です。
鎌倉市に限ったことではありませんが、行政が高齢者に手厚く、若年者に負担を強いる施策を行うことが多いのは、「若者が選挙に行かない(高齢者の方が投票率が高い)」からです。
行政の施策を決めるのは政治家=市長や議員ですから、限られた予算の中で、誰のご機嫌をとれば「選挙で有利になるか」を考えながら、政策を決めて行きます。
※本来はあらゆる市民に対して公正であるべきですが、なかなかそうした信念を貫ける、無私の政治家はいないのが現状です。
つまり、自分が選挙に行かないことで投票率を落としてしまうと、それだけ自分の属する層に不利な政治が行われてしまう可能性が高まるのです。
また、政治家という人種は「自分の票になる(可能性がある)か否か」で態度をガラッと変える人も多く、選挙の後に市民の意見を聞いてくれるかどうかは、あなたが「選挙に行ったかどうか(できれば、自分に投票してくれたかどうか)」にかかっているといっても過言ではありません。
たとえ、思想信条の違いから今回の選挙では対立候補に投票したとわかっても、アプローチ次第では自分の票に引き込める(かも知れない)と思えば、その政治家はあなたの意見を完全に聞いてくれるとまでは言わなくても、悪いようには扱わない筈です。
これだけでも、たった5分ほどの投票の手間を惜しむことが、どれだけの損失であるかがわかります。
また、別に白紙票でなければいけない事もないのですが、中途半端に書き込むことで、万が一不本意な候補への得票としてカウントされてしまう危険性がないとも言えません。
なので、私は両候補どちらも支持したくない方には「白紙票」をおススメしています。
当日お忙しい方は、期日前投票もできますので、是非ともご利用下さい。
鎌倉市役所本庁舎および大船行政センター:10月21日(土)~26日(土)
その他の行政センター(玉縄、深沢、腰越):10月24日(木)~26日(土)
また、両候補の選挙公報をこちらに載せておきます。投票のご参考になりましたら幸いです。
【10月27日(日)鎌倉市長選挙】両候補の選挙公報。【角田晶生】
http://shinpu-nishitokyo.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/1027-2f51.html
by sasalindou
| 2013-10-21 21:25