2014年 07月 02日
【傍聴】平成26年度 第1回 鎌倉市図書館協議会。【角田晶生】 |
鎌倉市図書館協議会(7月1日) posted by (C)角田晶生
(角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)
平成26年7月1日(火)、鎌倉市中央図書館多目的室にて実施された平成26年度第1回鎌倉市図書館協議会に出席(委員4名、事務局10名、傍聴3名)。協議の様子を傍聴させて頂きました。
今回の内容は以下の通りです。
1、開会
2、委員長あいさつ
3、傍聴人入場
4、議事
(1)図書館長あいさつ
(2)報告事項
ア 6月定例会市議会における図書館関連事項について
イ 平成26年度図書館事業予算について
ウ その他
・中央図書館の耐震診断について
・図書館システムの更新状況について
(3)検討事項
ア 図書館サービス計画の評価の点検の方向について
(4)その他
ア 図書館サービス全般について各委員からの意見
5、事務連絡
6、閉会
【報告事項】
鎌倉市議会6月定例会(6月18日、教育こどもみらい常任委員会)において、図書館(第2次鎌倉市図書館サービス計画)に関連する議員の発言が事務局から報告がありました。
一、本計画の具体性について
一、土日の開館時間延長について
一、職員のレベルアップについて
一、耐震検査・工事について
一、学校との連携について
一、大人の読書普及について
委員からは「質問があった、だけではなく質問内容とそれに対する事務局の回答を詳細に報告して欲しい」旨の提言がありました。
平成26年度の図書館事業予算は1億2,639万3千円、前年度比マイナス823万8千円となっていました。
耐震診断・工事予算については鎌倉市の公共施設関連予算に組み込まれているため、図書館事業予算からは外されているそうです。
図書館の耐震診断については、今年7月末と8月上旬の2日間でコンクリ強度や構造検査を実施、10月上旬くらいにデータをまとめ、12月に最終報告が行われる予定だそうです。
委員からは「いつ来るかわからない地震対策としては悠長すぎる」という意見もありましたが、予算の問題もあって即刻着手という訳には行かないのが現状のようです。
平成27年3月を予定している図書館情報システムの更新と国立国会図書館が配信しているデジタル資料の閲覧・複写サービスの導入について説明がなされ、委員からは「スマートフォンにも対応させて欲しい」など、より図書館が身近になる工夫について言及されました。
【検討事項】
今後5年間の図書館事業運営方針として策定された第2次鎌倉市図書館サービス計画について、市民からのフィードバック(意見・要望)による点検・評価を行った上で、図書館協議会からの提言による次年度目標を設定・修整していく流れについて説明がありました。
※参考:鎌倉市図書館の基本目標(本計画より)
一、図書館は生涯学習の拠点になります。
一、鎌倉ならではの図書館をめざします。
一、市民とともに図書館を創ります。
【その他】
図書館サービス全般に対する意見として、現状の改善要望が各委員より出されました。
一、本の保管状態がよくない。カバーなどで見栄え良くして欲しい。
一、貸出登録の手続きに時間がかかる。
一、子供スペースが十分にとられていない。
一、タイムリーな書籍(時事問題など)の充実を ……など
【事務連絡】
今年12月の委員任期満了に伴う新任(留任)委員の募集については、以下の予定となっているようです。
9月 広報による委員募集
10月 応募者に対する面接や、団体からの推薦受付
11月 教育委員による最終選考、決定
※詳しくは「広報かまくら」に載る筈ですので、興味関心お持ちの方は、奮ってご応募頂ければと思います。
次回協議会は10月下旬(20日~24日の週)を予定しているそうです。
【おまけ】
魚屋の看板(7月1日、鎌倉市中央図書館) posted by (C)角田晶生
寄贈車の愛称決定(7月1日、鎌倉中央図書館) posted by (C)角田晶生
ブックン(7月1日、鎌倉市中央図書館) posted by (C)角田晶生
by sasalindou
| 2014-07-02 01:32