2012年 03月 22日
罰当たりめ!【道祖神をゴミ捨て場に】 |
今泉3丁目1の道祖神(馬頭観世音2基、石社1基)にカラス除けのゴミネットがかけられ、そのままゴミ捨て場(クリーンステーション・今泉3011)とされている惨状を目の当たりにして、鎌倉市へ現場の写真を添えて意見書を提出する事としました。
以下は、その文章です。
<ここから>
市内今泉3丁目1に建立されている道祖神(馬頭観世音2基、石社1基)にゴミネットがかけられ、ゴミ捨て場(クリーンステーション・今泉3011)とされている事をご存知でしょうか。
これは、信仰に対する「冒涜」と断じざるを得ません。
もしかしたら、現在の住民には馬頭観世音を信仰する方がいなかったのかも知れません。
正直なところ、何のご利益が知られているでもなければ、あまりに小規模であるため、観光資源としても期待できない道祖神など、どうでもいいとお考えなのかも知れません。
しかし、そこに存在する碑や社は、かつて手を合わせ、祈りを奉げる人がいたことの証明に他なりません。
世界遺産への登録を前に、何かと観光産業の売り文句に用いている、歴史と伝統の「古都」とやらは、かつてこの地に生きてきた先人たちの思いと、まったく切り離されて存続できるものなのですか?
以上を踏まえて、お訊ねします。
どうしてもこの場所をゴミ捨て場にしなければならない理由は何ですか?
道祖神に向かって右方数mに、ゴミ捨て場に使えるであろう空き地(スペース)があるにも関わらず、わざわざ道祖神にネットをかけて、道祖神に向かってゴミを捨てさせる理由は何ですか?
私の要求はただ一つ。
「道祖神を冒涜するゴミ捨て場の移転または廃止」
どうか、文明人として賢明な選択を、心よりお願い申しあげます。
平成24年3月22日
笹竜党 角田晶生
<ここまで>
by sasalindou
| 2012-03-22 21:10