2013年 03月 07日
【元海上自衛官】お国のため、故郷(クニ)のため。【角田晶生】 |
角田1士(平成20年10月20日)。 posted by (C)角田晶生
(角田晶生・笹竜党 代表)
昔の写真を整理していたら、海上自衛官時代の写真が出て来ました。
時は平成20年10月20日、海上自衛隊大湊基地(殉職隊員慰霊塔前)にて実施された青森県陸海空3自衛隊殉職隊員合同追悼式のものです。
当時、1等海士だった角田は整列作業員(正式には「と列」員)並びに儀仗隊員として式典に参加、身丈があったために海士代表として殉職隊員の英霊に献花し、また弔銃を発砲しました。
※海士代表は通常、海士長が務めるものだそうで、後から随分とチクチク言われたものでしたが、妙齢のWAVE(女性海上自衛官)からの「角田君、ピシッと決まってカッコよかったよ」とのお褒めに気を良くしたのは、誠に楽しい思い出です。
それにしても、白黒コピーした写真を更に携帯電話のカメラで撮影したものですから、随分と画質が悪く、たった5年前の写真ですが、随分と昔の写真のように見えてしまいます。
海士代表献花(平成20年10月20日)。 posted by (C)角田晶生
脱帽・黙祷(平成20年10月20日)。 posted by (C)角田晶生
いつも遠く離れた北の海を睨みながら、その向こうで不穏に蠢(うごめ)き回る北朝鮮や、その親玉である中国・ロシアとの戦を覚悟しながら、いつも思うのは故郷・鎌倉でした。
♪由比ガ浜 しずけき波に
人の和を いざなう都
山の幸 海の幸 豊(ゆた)けく
風光は雅にも 清(すが)しく
世界の人の 心を惹くよ
虹は立つ 虹はよぶ
鎌倉 鎌倉 ああ栄えある都……♪
辛い時も、寂しい時も。歌はいつも傍にいました。
鎌倉市/鎌倉市歌・鎌倉市愛唱歌
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/hisyo/aisyouka.html
暗くて真っ白な、むつ大湊の冬景色。
寂しい思いは、何のため。
苦しい日々は、誰のため。
任期を終えて帰郷し、久しぶりに行った地元のお祭り。
穏やかな陽気に、楽しそうな人々の笑顔。
思わず、涙が出ました。
これが、自分たちの守った平和。
確かに、銃を撃っても魚雷を撃っても、戦をしたことはありません。
心無い人からは「兵隊ごっこ」と笑われながら、それでも平和のためでした。
お国のために、故郷(クニ)のために。
間違いなく、身体を張って守った故郷の平和、それがどれほど尊いものか。
失ってからでは、手遅れなのです。
3年前、民主党政権に危機感を覚えて始めた政治活動。思えばあちこち行きました。
そんな中、古い仲間に「今の鎌倉がどうなっているか、自分の目で確かめてみろ」と叱咤され、初めて知った鎌倉の現実。
ただ鎌倉というブランド欲しさ、一時の気まぐれに切り売りされる、私たちの故郷の姿。
市政挑戦の動機は、まさに「怒り」でした。
これ以上、鎌倉を、故郷を好きにはさせない。
鎌倉を、取り戻す。
角田晶生は、闘います。
お国のために、故郷(クニ)のために。
by sasalindou
| 2013-03-07 23:26