2013年 12月 18日
【Logistics Trend】拙稿「自衛隊のロジスティクス」第13回が掲載されました。【角田晶生】 |
(角田晶生 つのだあきお・フリーライター)
ロジスティクスの胎動と潮流を読むタブレット誌『Logistics Trend(ロジスティクス・トレンド)』平成26年1月・158号に、拙稿「自衛隊のロジスティクス」第13回、「渋滞・停滞・同期化」が掲載されました。
ロジスティクスの胎動・潮流を語る - Logistics Trend ロジスティクス・トレンド合同会社
http://www.logitrend.info/
今回のテーマは「渋滞」。交通渋滞によって浪費する時間は、一人あたり年間40時間にもなるそうで、実に一週間分の労働時間に相当します。
これを解消することで産業効率を改善する「渋滞学」という学問が提唱され、その説によれば「速度を落として車間距離をあけた方が、結果として通過時間が早まる」そうで、実際そのような結果が出ているようです。
ともすれば、勤勉な日本人は一刻一秒でも早く、1m1cm1mmでも前に出たいと思うものですが、それが却って渋滞を引き起こし、産業効率を落としてしまっているとすれば、古くから伝わる「急がば回れ」ということわざを思い出す必要があるのかも知れません。
当たり前の事ですが、社会は人間によって構成されています。その問題を解決するためには、問題そのものを突き詰めるばかりではなく、人間の本質から見つめ直す視野を持つことが必要なのだと考えます。
そんなところに、ビジネスの新たな視点が得られるのかも知れません。
渋滞学 無駄学 西成活裕
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/
ロジスティクスの胎動と潮流を読むタブレット誌『Logistics Trend(ロジスティクス・トレンド)』平成26年1月・158号に、拙稿「自衛隊のロジスティクス」第13回、「渋滞・停滞・同期化」が掲載されました。
ロジスティクスの胎動・潮流を語る - Logistics Trend ロジスティクス・トレンド合同会社
http://www.logitrend.info/
今回のテーマは「渋滞」。交通渋滞によって浪費する時間は、一人あたり年間40時間にもなるそうで、実に一週間分の労働時間に相当します。
これを解消することで産業効率を改善する「渋滞学」という学問が提唱され、その説によれば「速度を落として車間距離をあけた方が、結果として通過時間が早まる」そうで、実際そのような結果が出ているようです。
ともすれば、勤勉な日本人は一刻一秒でも早く、1m1cm1mmでも前に出たいと思うものですが、それが却って渋滞を引き起こし、産業効率を落としてしまっているとすれば、古くから伝わる「急がば回れ」ということわざを思い出す必要があるのかも知れません。
当たり前の事ですが、社会は人間によって構成されています。その問題を解決するためには、問題そのものを突き詰めるばかりではなく、人間の本質から見つめ直す視野を持つことが必要なのだと考えます。
そんなところに、ビジネスの新たな視点が得られるのかも知れません。
渋滞学 無駄学 西成活裕
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/
by sasalindou
| 2013-12-18 21:55