2014年 07月 15日
【年金問題】死ぬも生きるも子らに任せる。【角田晶生】 |
(角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)
隠居世代の生活を支えるべく、現役世代が納めている「年金」。
少子高齢化の進む昨今、自分たちの老後にはこれを貰えないであろうと悲嘆する声が多く上がっています。
自分たちが貰えないのであれば、苦しい生活の中から納めるなんて下らない。
そんな声も、少なからず上がっています。
しかし、それでも私は可能な限り「納めるべき」と考えます。
先日、知人とこんな話をしました。
年金は利殖じゃない。
自分が「貰う」ものではなく、これまで祖国のため、故郷のためにご奉公下さった老人たちに対する、ささやかな「感謝」に他なりません。
自分たちが年老いた時には、自分たちの子や孫の世代がいる。
彼らが自分たちの働きを見て、生き方を見て、
「野垂れ死なせるには忍びない」
と思ってくれるか。つまり、
「生かしておく価値があるか」
と思ってくれるか。
思われなければ、それまでです。
命を粗末に扱い、無駄に生きて来た代償として、野垂れ死ぬ運命を甘受する他ありません。
若いうちから、そう覚悟しておけば、少しはマシな生き方をしようと思う筈です。
死ぬも生きるも子らに任せる。
老後の備えは必要ですが、下らぬ心配などしていないで、今の内に少しでもお役に立つことを考えるべきです。
全力で生きて、悔いなく果てることこそ、人生の醍醐味と心得ます。
隠居世代の生活を支えるべく、現役世代が納めている「年金」。
少子高齢化の進む昨今、自分たちの老後にはこれを貰えないであろうと悲嘆する声が多く上がっています。
自分たちが貰えないのであれば、苦しい生活の中から納めるなんて下らない。
そんな声も、少なからず上がっています。
しかし、それでも私は可能な限り「納めるべき」と考えます。
先日、知人とこんな話をしました。
年金は利殖じゃない。
自分が「貰う」ものではなく、これまで祖国のため、故郷のためにご奉公下さった老人たちに対する、ささやかな「感謝」に他なりません。
自分たちが年老いた時には、自分たちの子や孫の世代がいる。
彼らが自分たちの働きを見て、生き方を見て、
「野垂れ死なせるには忍びない」
と思ってくれるか。つまり、
「生かしておく価値があるか」
と思ってくれるか。
思われなければ、それまでです。
命を粗末に扱い、無駄に生きて来た代償として、野垂れ死ぬ運命を甘受する他ありません。
若いうちから、そう覚悟しておけば、少しはマシな生き方をしようと思う筈です。
死ぬも生きるも子らに任せる。
老後の備えは必要ですが、下らぬ心配などしていないで、今の内に少しでもお役に立つことを考えるべきです。
全力で生きて、悔いなく果てることこそ、人生の醍醐味と心得ます。
by sasalindou
| 2014-07-15 10:58